RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
老人体育
 http://myakumyaku.jugem.jp/のほうに行ってみてください。
実は三回分書き溜めていたのだが、一気に掲載しました。老人体育とその功法ということをテーマにしています。今晩次の号を書きます。
author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 12:39
-, -, pookmark
Weekly脈脈  創刊号  NO.1
 Weekly 脈脈 創刊一号
2011年1月6日


発刊にさいして

脈脈はいったん葬り去られたのですが
10年の沈黙から蘇ってきました。
以前にも増したエネルギーをもって
気功の世界にとらわれず
2010年代の情況に
中国と日本の太古からの英知を伝えていきます。
もちろん気功なのですが
いちいち気功といわなくていいのだと
あらためて考えています。
気功を切実に役立ててほしい人は
気功がなんだか知っている人の何千倍もいるのですから。
本気で役立てて行きたいと思います。
皆さんご一緒に
日本の閉塞を吹き飛ばして
この新しい心身文化を打ち立てていきましょう。

                     津村 喬

脈脈発刊宣言////////////////////////////////////////////

1987年6月25日号が、かつての『脈脈』の創刊号でした。旧『脈脈』からも毎回記事を載せて行きますが、今回は創刊号の発刊の辞を共有してください。二十四年前のこの響きを、今も生きています。


まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて
発刊の辞

 気功を愛するすべての皆さんと、ひそかに、しかし脈脈と気脈を通じるために、この通信を送ります。

 「世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という宮沢賢治の言葉をここに持ってきたら、あんまりレトロだと、皆さんは思いますか。焦国瑞先生が実にいろいろな文章の中で、WHOが「20世紀の終わりまでに世界中の人々が基本的な健康を享受できるように」というよびかけに触れているのは、このことだと思うのです。「世界がぜんたい健康にならないうちは、個人の健康はありえない」−違いますか。私だけ健康に幸福になるなら、ひっそり山にでもこもって功夫をつければいいことでしょう。人をおしのけて幸福になろうとする人の不幸は、自分だけ健康に長生きしようとする者の病的であるのと同じことです。だから、気功をするとは、気脈を通ずることと離れてはないのだと、ここで言葉にしておきたいのです。

 正しい気功の真髄は、心と心をつなぐ努力のうちにあると。

 あんなに孤独を愛した賢治がどんなふうにしてこの言葉を書いたのか。これは彼が農民生活そのものが科学であり芸術であることをめざした活動ネットワークとしての「羅須地人協会」を作って、そのよびかけのようにして書いた「農民芸術概論綱要」の中の言葉です。「世界がぜんたい」に続けて、こう書いています。

「自我の意識は個人から集団社会宇宙へと次第に進化する
 この方向は古い聖者の踏みまた教えた道ではないか
 新たな時代は世界が一の意識になりまた生物となる方向にある
 正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じていくことである」

 この方向は、まさに気功が求めているものではないでしょうか。宇宙と人体の相似象ということこそ、すべての気功の成立根拠にほかなりません。
 「農民芸術とは宇宙感情の 地 人 個性と通ずる具体的なる表現である」というのは「気功とは」と置き換えてさしつかえありません。しかし内部に宇宙を感じようとする人は、しばしば孤独に宇宙と向き合って悟りを得ようとします。生活のただ中で、生活そのものを気の芸術に高め、それによって集団の自我、集団の感情を組織し感応することさえできずに「宇宙」と交感できるはずがそもそもないのに。

 「そは常に実生活を肯定しこれを一層深化し高くせんとする
 そは人生と自然とを不断の芸術写真とし尽くることなき詩歌とし
 巨大な演劇舞踊として観照享受することを教えへる
 そは人人の精神を交流せしめ、その感情を社会化し
 遂に一切を窮境地にまで導かんとする」

 関西気功協会が自分の生活の中で銀河系との共鳴をひろげたい人々の集まりであるとすれば、私たちはこれから、集団で思考し、集団で感情し、気を通じ合っていくための「進化する自我」の訓練をしていかねばなりません。

 サルトルが皆の気持ちの融けあったむ「融合集団」がいかにして「制度集団」に堕落していくかを分析した道筋はなるほど一理あるものですが、私たちはそんなにワッと盛り上がった昂揚感によってこの協会を組織したわけではありません。むしろ、個々人皆違う人間であることを冷静に認識しながら、一応の制度を作ってみて、そこからどんな「融合」が始まっていくか、互いに穏やかな期待を持って向き合い始めているのが現状でしょう。これは気功の集団にふさわしい、まことに穏やかな始まりです。

 精神を交通せしめ、その感情を社会化するために、気脈を通じるために、この通信を出して行きます。言葉のいらない世界で体得することを共有しあうために、言葉を用いてみます。さしあたり一方的なこの通信は、集団で学び集団で快感する訓練が重ねられるにつれ、文字とおりの網の目に進化することでしょう。

 私たちは見える限りの物と人について語ってきました。
 気と気功について、気脈と気配について語ることに
 お互いもっと習熟しようではありませんか。

「職業芸術家は一度滅びねばならぬ
 誰人もみな芸術家たる感受をなせ」

                初代編集長  津村 喬


スワイショウも知らない方に
とりあえず語り掛けたいのです///////////////////////////

スワイショウは手をぶらぶらして、肩をほぐし、心肺系を活発にし、腸の蠕動を活性化し、全身をほぐして元気になる方法です。それをしながら次第に頭を休めて行き、一種の「動きながらの瞑想」の状態になって行きます。

まずは前後のスワイショウ。
立ったまま両手をそろえて前後に振って行きます。腕はほとんど伸ばしたまま(基本形は)曲げません。一番標準の形は、前に行ったときにおへその高さ、後へはわずかに子指がお尻から出るくらいです。ほかのやりかたもありますが、これが最も長続きする方法です。
1.2秒に一往復すると、一分に50回です。求められているのは40分、2000回です。それくらいやると、ランニング・ハイのようになって、一種瞑想状態になります。
もちろん5分やっても10分やっても効果はあるのですが、ぜひ一度40分に挑戦することをお勧めします。

だんだんこのヴァリエーションと、ひねり系統とを紹介していきましょう。

◇津村が解説して大野君゛かスワイショウをしているDVDがあります。一枚1000円とお得です。送料込みです。075-777-7719iに電話かファックスで申し込んでください■

とうぶん転載します。http://myakumyaku.jugem.jp/
バックナンバーをすべて見ることができます。
author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 01:56
-, -, pookmark
お年賀
 

Weekly 脈脈 テスト版 臨時増刊号

2011.1.1



明けまして

おめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年は気功文化研究所をNPO法人に昇格させようと

今総理府のほうへ申請中です。

認可されようとされまいと

気功文化研究所は、大きく変わろうとしています。



昨年のうちに、Weekly脈脈のテスト版をスタートさせ

16日からは、いよいよ新年号=新一号のスタートです。

あまり膨大なものになっていくと

作るほうも読むほうもお互い大変ですので

軽ーい気持ちで作って行きたいと思います。



それとともに、いよいよ津村喬のホームページも

1月末までにはスタートし

ついでにツィッターも始めてしまおうと

いろいろ計画中です。


 

それだけでなく、やめられた会員の皆さんに

もう一度働きかけて

ご一緒に夢を見て行きませんかとお伝えしたい。

過去の気功文化の会員はもとより、

草津便りの会員も、健康ヘルパーの仲間たちも

関西気功協会の皆さんにも

せめて電子メディアでつながっていけないものかと、夢想しています。



『気功文化』では大野君の自分の記事とともに

会員さんへのインタビューをしていく仕事が始まりました。

今までは携帯メールでつながっていたのが

モバイルで恒常的につながるようになりました。

谷田順子さんの練功の中で気づいたことの連載も始まります。

年末ぎりぎりになって思い立って申し訳ないのですが

十人ほどに順にエッセーをもらえないかと連絡をしました。

みんなたくさん言うべきことをもっているのに

これまでほとんど一人で書いてきてしまいました。

だんだんに集団の力に変えて行きたいのです。



春には春秋社から『健身気功の時代』(仮題)が出版されます。

そのあと、何冊かの教科書の刊行が続いていく予定です。

四年ほど著作が途絶えていたのを

ここで一気に回復して行きます。



でも、かつての本を書きまくっていた頃のスタイルとは

少し違っていくだろうと思っています。

気功を学びに来てくださった方との出会いを

なによりも大事にしたい、

沢山の人と手をつないで、この国の文化を変えて行きたいと思います。

さまざまなメディアを通じて

双方向の情報の流れを作って行きたいものです。




http://kikoubunka.blog104.fc2.com/

http://kikoubunka.jugem.jp/

http://myakumyaku.jugem.jp/

をぜひご覧になってください。

                      津村 喬

author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 21:02
-, -, pookmark
Weekly 脈脈 臨時増刊号 2010.12.25

 Weekly 脈脈のブログからの転送です。当分はこちらにも転送しますが、下記にも行って見てください。
http://myakumyaku.jugem.jp/

 


Weekly 脈脈 臨時増刊
2010.12.25


 実は自分でブログとかホームページとか作ったことがなくて、専ら
文章書き専門だったものですから、一晩費やして、同じjugemにもうひとつブログを作って、《Weekly 脈脈》専用のブログにしてみました。一号から三号まで、すでにmixiには転載していたのですが、おっかなびっくりこちらに移しました。

 当分はkikoubunkaにもmixiにも載っているというふうにしますが、ここが本家ということになります。

 どうも真紀子さんの作ってくれたもののほうが格好がいいのですが、段々に改良していくことにします。
 これで三箇所になりました。教室案内と、私のエッセーとかお知らせとか日記とかを載せているのと、そして《Weekly脈脈》ということになります。
 『気功文化』というのを毎月出していますが、ページ数も膨らんで、けっこう重くなってしまったし、段々にほかの人に頼むページをふやしていきたいものですから、何ができるかわかりませんが、こういうものをはじめてみました。《脈脈》という名前に愛着があったこともあります。87年から2000年まで出し続けました。単に名前だ出なく、今こそ《脈脈》の中身が理解されるのではないかという気がして、ある意味で二十年前とのパラレルワールドを一連の気功ジャーナリズムで作ってみたいと思っているのです。

 昔から、汚い手書きのパンフレットでとにかく言いたいことを伝えるということをしてきました。謄写版印刷も使いました。青焼きコピーの器械が出たらそれも試してみました。段々にワープロやコピーが進化してきて、人が文章を書いて伝えるということがまったく意味が変ってきました。コンピュータ・ネットワークが発達すると、さらに一段変化しました。
 ワープロ、のちにはコンピュータと印刷機とによって作られた《脈脈》を今ではネットを通じて不特定多数の人に流すこともできるようになってきました。

 だからこそ、自分で枠を決めて、わずかの人にしか通じない言葉で語っていても仕方がないのだと痛切に思います。マイナーはマイナーなりに、開かれた言葉を必要としていると思います。日々、新しい体験です。

 今のブログでも、けっこう書かせてもらっていますし、それなりの意味は持っています。でも本当は、気功の基本についてしっかり語れるホームページを作っていきたいと思っています。気功の部屋と評論家津村喬の部屋はまた違うでしょう。別々のホームページで、リンクでつないでいくということが必要になります。

 からだの辞典というか、現代の赤本みたいな仕事も、ネットでやっていけると思うのです。ずいぶん前から言っていたことですが、コンピュータの力でやっていけそうです。

 もうひとつ、ひそかにやってやろうと思っているのが、ネット上の道観の建設です。膨大なタオイストの文献があるし、文献だけでなく、神々の映像から衣裳から食事、音楽に薬、符録という霊的な力をもったおまじないなど、タオのデザインはすばらしいものです。それが日本にほとんど伝わっていないので、せめてネットで道観を作りたいというのが望みです。これは時間がかかるでしょう。できあがったころ安心して死ねるかもしれません。
 ひそかに名前も決まっているのです。京都太清宮という道観です。小さなお寺でも建てられるお金があればいいのですが、まず無理でしょうから、バーチャルに行こうとしています。

 いろいろなことが始まって行きます。何一つ完成はできないかもしれませんが、誰か好き者がまた継承してくれるでしょう。
 ネットに流すのはそのためもあるのです。

author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 20:04
-, -, pookmark
Weekly脈脈 テスト版NO.3
Weekly脈脈 テスト版 NO.3

 
16日の週があいてしまいした。けっこう「ウィークリー」って大変ですね。毎週言うべきことがあふれていないと、続きませんね。今号は12月16日号と23日号の合併号ということで。
まずは《短信》です。
◆『気功文化』の発送がすみました。今は車がないので、大野君に印刷所までとか、クロネコの集配所までとか自転車で通ってもらって出せました。
 今度の号は
  辞典で読む中国気功(日本語一種、中国語七種の比較です)
  露伴とブレヒトの墨子論(上)
  中医気功学の翻訳「近現代気功発展史」
  大野雄亮の連載十三回・桜井章一という人物
  ウィキリークスをめぐるプログの記事から
です。辞典で、だけでもかなり読み応えがあります。これはもともと春秋社の本のために書いたのですが、今回は入れないことにしたので、まずここに発表しました。
 露伴とブレヒトの墨子論はある研究会のために書いたもの。細い細い迷路のようで実は大道です。私がこの世で最も好きな三人を並べたというところ。
 ウィキリークスの記事はこのプログに掲載したものを編集したものです。
 『気功文化』は気功文化研究所の会員か購読会員になると読めます。会員は入会金一万、年一万で、購読会員は入会金なしの六千円です。会員になると講習の会員割引があります。読むだけの方は購読会員になってください。郵便振替で00980-1-94576です。1冊見てみたいという方は500円送ってください。送料込みでいいです。最新号を1冊送ります。
◆健身気功の通信講座の12月分を発送。今回はDVD二回分を一枚に収め、16ページの通信を作りました。通信も六回目。21人しか受講者がいないので、それだけの部数で出ています。
 これは日本健身気功協会の中で普及員が指導員になるための通信教育なのです。『健身気功培訓教程』という教科書を使っています。これは歴史上最も水準の高い気功教科書と思いますが、武術協会時代に準備されたもので、健身気功中心ができてからは使われずに、これを要約したような教科書が作られて使われています。でもこのやたらめったら難しい教科書のほうが、比較にならないほど豊かなのです。北京の書店で買ってきて、これを少しずつ訳して何冊ものパンフにして、三年前の指導員講習に使いました。今度は大きな教科書を作っての通信コースです。でもまだ「エントロピー・秩序化・生命」とか「システム・情報・コントロール」などのところは訳せていません。理科系の仲間を探さなくては。
 今号の通信には中国語の十大ニュースが載っています。前号では中国語の人名表記(西洋人の)がどれくらいわかるかをやり、今号には世界の地名の回答編が載っています。こういうのは成績に関係ないのですが、一般教養としてです。あ、十大ニュースここにも載せましょうか。
◆春秋社の本はもう出版社に渡しました。具体的な担当も決まって、これから誤字脱字を直したりという段階。タイトルは今のところ『健身気功の時代』。一部で気功一般について語り、五つの基本動作が入っていて、二部で健身気功の生成過程と、九つの功法の解説をしています。三部として、四つの健身気功と、馬王堆、十二段錦くらいから、一、二動作を紹介したらという提案があり、いま考えているところです。

《新華社2010年度十大ニュース》

それぞれ写真がついてのコメントです。


1 延坪島上居民過被炮弾

   
これは韓国だから漢字にすれば日本の報道と同じですね。弾を浴びたと
は言っていますが北朝鮮が悪いとは一言も言っていません。


2 維基泄密


このウィキリークスは半分意訳ですね。「阿桑奇獲釈后高挙保釈文在高
等法院外面」。アサンジは保釈を勝ち取ったあと高院の外側で保釈文を高く挙げた。


3 海地地震、20多万人遇難


ハイチ地震で20何万人が被災しました。


4 墨西哥湾漏油


メキシコ湾でBPのタンカーが座礁して油が漏れ、深刻な環境被害が出
ました。


5 冰島火山爆発


こちらはアイスランド。


6 南非世界環、西班牙隊挙環慶祝


南アフリカのサッカーでスペインが勝ちました。スペインのチームが
カップを挙げて祝っています。


7 希腊財政危機、薩羅尼加抗議者与警察発生衝突


ギリシャの財政危機で、サロニカで抗議する人と警察の衝突が発生し
た。


8 巴基斯担洪災害


パキスタンの洪水被害。


9 救援智利礦災「我們33人活着」


チリの炭鉱災害。「俺たち33人生きてるぞ」


10 英国威廉王子与未婚妻計婚


イギリスのウィリアム王子と許婚が結婚の相談


 大きな自然災害が四つ、事故が一つ、財政破綻、戦争が一つずつ。

南アカップと英国王室婚礼がいいニュース。

ウィキリークスはやっぱりいいニュース、でしょう。


舞踊と気功////////////////////////////////////
五行ダンス〜経絡からのムーヴメント

オトギノマキコ

   『気功文化』前号に掲載された文章ですが、読者でない
   方にも 伝えたくて、転載します。


 10月、ミュンヘンのZENHAUSで五行ダンスのパフォーマンスをした。次のような構成の二十分ほどの短い作品というか、私にとっては現段階での新しいダンスの研究発表という形になった。

1部 無音 5分

2部 金(肺,大腸)MEDIAL/METAL 5分

3部 火(心,小腸)MEDIAL/FIRE 5分

4部 尺八とのセッション 5分


この1年ほど中医学と経絡を勉強して、五行それぞれの動きの特徴を研究していた。健身気功六字訣、馬礼堂六字訣、健身気功八段錦、健身気功五禽戯などそれぞれの導引を比較してみて、その動きの特徴から経絡の流れを意識できるように分析していった。そして最終的には行気で経絡の気を導いていけるように、外側からのフォームにとらわれない動き、自発動的な動きに発展させていった。


 火(心,小腸)の経絡は、脇の極泉から小指の内側少衝まで行って小指外側少沢を上がり、肩甲骨、首を通って耳の前の聴宮までのラインである。この経絡のラインを意識して、六字訣第二式の
訣、八段錦第五式揺頭擺尾去心火、五禽戯第四戯猿戯などの動作をやっていくと、その動きに見られる特徴を感じ取ることができる。これを分析していって、その特徴をよりシンプルな動きに還元させていく。鍼灸師の増永静人氏の経絡体操がとても参考になったのだが、ストレッチで伸ばされる筋が経絡のラインと重なっているこの体操はとても体感しやすくわかりやすかった。また、そこからさらに自分なりの動きを発見していくことで、より内発的に経絡を感じやすくなり動きが自由に展開していくのである。  

例えば私の場合は、小指が八の字を描いていくような小さな蛇のダンス、歌舞伎の女形、または浄瑠璃の人形振りの所作、花(蓮華印)を覗き込むようなシルエット、インドのシバ神などのイメージによる動きが表れてきた。また、面白いことに火(心,小腸)のムーブメントの中に図らずも水(腎,膀胱)のムーブメントが生まれてくる。これはもちろん心腎相交であるので自然なことなのだが、動いてみて初めて気づく経絡のつながりでもある。


 そして、今回のミュンヘンではいいことがたくさんあった。まずは、この五行ダンスが集まって頂いたオーディエンスの皆さんにとても好評を得られたことだ。これはちょっと私も意外でびっくりしたのだが、「とても気持ちよかった」「初めて見るダンスだったけど、なんかすごくよかった!」とたくさんの方たちが口を揃えて言ってくれたのである。なかでも独峰さんの娘さんがとても気に入ってくれて、習いたいと言ってくれた。彼女はシュタイナー学校に通う14歳の女の子で、以前訪れた時には飼っている蛇をいきなり連れてきて見せてくれたり、なかなか天真爛漫で個性的な女の子なのだが、今ヒップホップダンスを一生懸命習っていることもあって、私のダンスにもとても興味を示してくれた。こういうことはとても嬉しくて、ジャンルレスでノーボーダーな感じがして元気が出る。

一昨年前に日本に来た独峰さんの座禅クラスのメンバーの中に、天河神社で奉納舞をした時に泣いて感動してくれた女性がいた。彼女が私のダンスを見るのはもう3度目だけど、英語をあまり話さないからか言葉は少ないのだが、いつも目をうるませて手を握ってくれる。こういう瞬間に私は本当にすべての人と繋がっている気がして、ダンスを続けていて良かったと実感するのだ。私の体が観ている人の心を映す時、そこに誰のものでもないもうひとつの身体が表れる。それはその場に居合わせた各々の身体の融合体であり、まさに気が現象する瞬間なのだ。


 今回、このダンスを踊ったのは独峰さんの主宰するZENHAUSという場所で、ここは臨済宗永源寺の末寺として4月に落成式をしてオープンしたばかりの建物だ。禅メディテーション、TCM(伝統中国医学
、気功のワークショップなどのスペースとして、また文化交流の場としてもサロンを開いて、生徒さんやドイツ在住の日本人の人達などの集まるスペースとしても運営している。私のダンスはこのサロンの場にて発表することとなった。ミュンヘンの市内から地下鉄で10分くらいの郊外の高級住宅地で、まわりは大きな一軒屋ばかりである。ガーデニングに日本の盆栽を取り入れるのが流行していて、近所には門のところに大きな盆栽のある家などもあった。


 それと、今回の一番の収穫は、津村さんの諸病源候論の講習を通訳してくれた、玲さんという独峰さんのアシスタントをしている女性との出会いである。彼女とはすっかり意気投合して仲良くなり、最後の日には家に私を招待してくれた。彼女は本当にとても勉強家で、中国語を学んで上海で中医薬大学を卒業し、今はドイツで医療資格を取るための学校に通っている。中国語はすぐに覚えられたという彼女もドイツ語には苦戦しているようで、今回の通訳もしっかり下調べをして臨んでいたようだ。来月ドイツ人の彼と結婚するそうだが、家にはデスクが二台隣り合わせに置いてあり、エンジニアの彼と一緒に勉強を続けながらの新婚生活となる。ほほえましくもたのもしい。


 彼女も経絡のダンスというものに対して興味をもってくれた。中国の国内でも気功といえばまだまだ怪しいもののように見られがちなのだそうだ。だから中国の中だけじゃなく気功とダンスをつなげていくこのような方法は、かえって中国でも浸透するかもしれないと期待をふくらませたのだった。


/////////////////////////////////////////////////////////////


 

自家制作のパンフレット

 うちで出している『気功文化』はB4を二つ折りにしただけの簡単なスタイル。でもちゃんと背表紙のあるパンフレットも出しています。

1 気功の最初の教科書 2010

 黄色い表紙の、古い導引法の挿絵をコピーしたイラストがついています。気功理論の入門領域が第1部、そして第二部が伝統気功の技術体系で「基礎の身・息・心法」、第三部がやはり伝統気功の技術体系で「伝統功法の初歩的研究」となっています。第二部のほうはスワイショウ99パターン、站樁の21パターン、背骨ゆらしの28パターン、呼吸法の七段階49パターン、基本静功の七段階など、第三部のほうは波動功、六段選、亀蛇気功など二十例と、グルーミング、ふれあい気功から成っています。09年度から初めて、10年度はイラストを加えて大改訂。次の改訂では功法のもっと詳しい説明をと思っています。2500円。残部僅少。

2 導引機’浪β蓮Π書から諸病源侯論まで

 サーモンピンクの分厚いパンフレット。第1部が古代導引の研究。馬王堆と、それに先立つ湖北省の引書導引、第二部が養性延命録など、そして第三部が諸病源侯論の三百近い導引から九つの功法体系を取り出して、とりあえず慣れてもらうように提案している。2500円。残部僅少。


3 最近50年の気功学発展の研究

 中国きっての批判理論家である張洪林氏の博士号論文を全訳。気功のまとまった現代史がなかっただけに貴重な研究である。1500円。グリーンのパンフレット。

4 かんたん!リラックス気功 五つの基本技法

 紫のパンフレット。背骨ゆらし、スワイショウ、グルーミング、站樁、リラクセーションの入門技法を詳しく紹介。1000円。

5 健身気功培訓教程

 今のところ未公開で、健身気功協会の指導員教育のために使っている。今のところ最強の教科書。内部頒価5000円。             


■今なら1から4は送料無料で送ります。いずれも残部僅少です。郵便振替で00980-1-94576で送ってください。
 『健身気功培訓教程』をご希望の方は自己紹介とともに相談してください。

author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 03:01
-, -, pookmark
Weekiy 脈脈 てすと版NO.1
《発刊の辞》
毎週木曜深夜に出していきます。いやその予定です。
ニュースレターといっても、まず始めてから中身を考えようということで、勘弁してください。このところうちのホームページへのアクセスが急上昇しているものですから、なんとかしないと、ということで。
《脈脈》が懐かしい方もいるでしょうね。一番懐かしいのは津村本人です。これは関西気功協会が発足してから、十三年後に解散するまで、ずっと出し続けた機関誌の名前です。手元のを調べればわかるのですが、130何冊まで出ています。その内容は極めて豊かなもので、今から見ても驚きます。合本にするか、テーマ別に選集にするか、なんらかの形で今の皆さんが見られるようにしたいと思っています。
《脈脈》とは、全部言わなくても気持ちが通ずることを意味する中国語です。通訳の中国人女性が一人で顔を赤くしているものですから、「どうしたんだ」と聞いたら「恋人同士がひそかに気持ちを通じ合うときにも使います」と言っていました。そんな意図はなかったのですが、「言葉のエロス」の匂いのある言葉かもしれません。なくなった焦国瑞先生が「実にきみは言葉の使い方が上手だ」とこの《脈脈》をほめてくださったことがあるので、きっといい意味もあるのでしょう。
関西気功協会解散以後は言葉としては「死に体」だったのを今や復活させます。当面は実験的な週刊ネット誌ですが、生き返りそうか、やってみます。

【気功文化研究所がNPO申請をしています】
これまで、一応の組織はありながら、至ってだらしなく、個人組織として運営してきましたが、見るに見かねた方たちが仕立ててくださってNPO法人としての申請をしてくれました。まだ認可されるかどうかはわかりません。でも認可を前提にあれこれ準備していかねばなりません。このレターも、大きくはその準備の一部です。

「気功文化活動の基盤は、各自が練功を積み上げることと、それぞれの活動領域に応じて気の文化を発展成熟させること、そして気功の歴史について学び、気功文化の基礎となる気の哲学を形成・構築していくことにある」
その立場から「基礎技法」「古典気功」「伝統気功」「医療気功」「健身気功」を研究対象にしていく。また書道、絵画、音楽、舞踊、文学、料理、旅行などにおける気功的なものを解明し、それらを通じて気の修練ができるようにし、交流していく。

というような目論見を提出しています。

そのために、もっとちゃんとしたホームページを作るぞとか
今出している『気功文化』だけでなしに、いくつかの専門雑誌を準備するとか
中国気功の基本文献で出版の当てのないものを順次訳すぞとか
気功を社会の底辺に広げていくための活動をするぞとか
指導員をきちんと作って二十大功法を身につけてもらうとか
中国の気功家の大事な仕事のDVDとかの記録をしっかり作って行きたいとか
一人や二人ではやりきれない仕事のリストを作っています。

そのうちに入会案内を出せると思います。若い人も、お年よりも、気功のベテランも、これから興味を持ってくれる方も、それぞれの仕事があります。一緒にやっていきましょう。

【健身気功の本が出るよ】
本当は11月末と約束していたのですが、少しはみでてしまいそうです。『健身気功の道』というようなことで書き進めています。出版社は春秋社です。一月刊行と言ってくれていたのですが、まにあうかどうか。まにあわせねばと、夜な夜な頑張っています。内容についてはまた書きます。

【『気功文化』の11月号】
毎月出ている『気功文化』のことをホームページではお知らせしていませんでしたね。今号は「気功とシャマニズム」の特集です。私がソウルで開かれた十九年前の国際シャマニズム世界学会の第一回大会で報告した文章と、そこへの参加者だったロナルド・チェイバーの談話、ハワイのシャマン、サージ・キングと韓国自然食の第一人者奇峻成との対談を採録しています。
あとは田中真紀子の話と、簡化太極拳を作った李天驥が作った簡単な太極気功の紹介、それに断続的に連載している『中医気功学』の歴史篇、今回は「明清の歴史」。
大野雄亮の東洋心身技法最終回「タオという理の中へ」
オトギノマキコの舞踊と気功第十回「五行ダンス〜経絡からのムーヴメント」
という中身です。
販価500円、送料サービスで読めます。
でもまとまって読んでくれたほうが嬉しいです。年間6000円。
会員になるには入会金一万円と年間一万円で、これは講習費が会員価格になります。でも遠からず新体制で発足しますから、入会はそれからでもいいです。むろん、今の購読会員、一般会員に損をかけさせることはしません。


author:気功文化研究所・津村喬, category:ニュースレター, 21:21
-, -, pookmark